今回は三重の日帰りドライブ旅の後編をご紹介します。
レッドヒル ヒーサーの森を出発して伊勢神宮 外宮から内宮へ、その後今回の最終目的地、志摩市にある志摩地中海村へハードな日帰り392.3kmの後半部分をご紹介します。




レッドヒル ヒーサーの森から伊勢神宮 外宮へ
レッドヒル ヒーサーの森から伊勢神宮外宮までは伊勢自動車道に乗って約65km、時間にして1時間足らずで行くことができます。
道中は夏の海水浴シーズンでなければ、大した渋滞もなくストレス無くドライブが楽しめます。
今回も安全運転で快適に車を走らせました。
「お伊勢参りは外宮から」がならわしの神宮参拝
外宮こと豊受大神宮は三重県伊勢市豊川町にある、伊勢神宮の2つの正宮のうちの1つで約1500年の歴史があります。
御祭神は天照大御神さまのお食事を司る御饌都神(みけつかみ)豊受大御神さま。
衣食住を始めすべての産業の守り神であります。
伊勢神宮への参拝は「お伊勢参りは外宮から」の言葉通り外宮から内宮の順番でお参りします。
これは伊勢神宮の祭典は「外宮先祭」といって外宮から先に祭儀が行われるならわしによるもので、内宮の祭儀に先だって御饌都神である豊受大御神にお食事を奉るため。
祭典の順序にならい参拝も外宮から内宮の順にお参りするのが正しい順序です。
緑につつまれた参道を歩き、豊受大神宮(正宮)を参拝
伊勢神宮 外宮へは伊勢自動車道「伊勢西IC]を出て北西に向かいます。
鳥居正面を過ぎたらすぐに駐車場があります。
鳥居を潜って玉砂利の参道を歩き正宮である豊受大神宮へ向かいます。
玉砂利を踏み締める音が心地よく響き、気持ちが集中していくのを感じました。
他の神社仏閣では感じることのない心地よい緊張感は特別なものです。



伊勢神宮 外宮から内宮へ
外宮でお参りをすませた後は内宮へ向かいます。
やはり外宮より参拝者の数が多く駐車場がほぼ満車状態でした。
今回は土手沿いの第5駐車場まで行きました。
お昼過ぎということもあり、少しお腹も空いていましたが先に参拝をすます事にしました。
いつ訪れても神聖な気持ちになる内宮とは
内宮は正式名称を皇大神宮といい約2000年の歴史を持つ伊勢神宮のもう一つの正宮になります。
内宮と外宮は同格ではなく、皇大神宮が最も尊く神宮の中心です。
御祭神は皇室の御祖先であり、我々国民から総氏神のように崇められている天照大御神さま(ご存知ですよね)
内宮はいつ何度訪れても背筋がシャキッとする神域、魂が洗われる気持ちになります。
ここも内宮も参道に玉砂利が敷き詰められており、「心のふるさと」と称される日本の原風景が広がる長い参道を進むと正宮である皇大神宮が姿をあらわします。
参拝の作法は「二拝・二拍手・一拝」
伊勢神宮での参拝の作法は「二拝・二拍手・一拝」、前回の式年遷宮の時に神宮に参拝する際に初めて知った人も多かったと思います。
でもまだ「なんとなくこうかな?」といった感じで参られてる方も多いようです。
- 二拝(深くお辞儀を二回)
- 二拍手(手を二回たたく)
- 一拝(深くお辞儀を一回)
日本人なら正しく理解しておきたいものですね。












おはらい町・おかげ横丁で食べ歩きを楽しむ
参拝を終えてお昼ごはんにしたかったのですが、おはらい町のどのお店も入店待ちの行列が。
和風のスターバックスにも入りたかったのですが、ここも満席。
仕方なく食べ歩きできるものを2〜3選んで食べました。
まる天のじゃがバター美味しかったですよ。
その後お土産に五十鈴茶屋の期間限定、いちご大福を買って帰りましたが、これが超が付くほど絶品!
賞味期限はその日1日だけ、柔らかなお餅にジューシーないちご、最高に美味しかったです。
次も絶対買いたいと思いました。












神宮を後にして志摩地中海村へ急げ!
軽く腹ごしらえをして、お土産も買ったのでこの後は志摩地中海村まで急ぎます。(もちろん安全運転で!)
この時点で時刻は14時すぎ、ここから志摩地中海村までナビの画面では下道で約30km、所要時間は約40分とのこと。
県道32号伊勢道路から国道167号線、そして県道17号線を走ります。
合歓の郷入り口を斜め左(西方向)へ入り合歓の郷を過ぎ、英虞湾に突き当たるところに今日の最終目的地、志摩地中海村があります。
村の入り口で入村料(500円)を支払い、電話番号を入村申込書に記入(コロナ対策らしいです)して入村しました。
海外旅行気分を味わえる、村全体がホテルの志摩地中海村
村に一歩足を踏み入れた途端に日本から地中海へ、まるでドラえもんの「どこでもドア」を使ったのかと錯覚してしまいそうな感覚になりました。
写真でしか見たことの無いミコノスハーバーの風景がそのまま現実として目の前に現れました。
地中海のリゾート、白い建物が並んでいます。
これらの建物すべてがホテルの客室になっていて、村全体がホテルです。
村には宿泊で無くても入れますが、17時には退村しなくてはなりません。
ここに着いたのは15時を過ぎていましたので、帰りのことも考慮するとあまり時間もありません。
さっそく村の中を散策する事にしました。
5つのゾーンに分かれた志摩地中海村
村内は「ミコノルカ」「カスティーリャ」「サルジニア」「アンダルシア」「アルハンブラ」の5つのゾーンに分かれており、各ゾーンにレストランやカフェ、アクティビティが存在しており日帰り客も利用することができます。
村内は若いカップルと女性客がほとんどで家族連れや年配者はほとんど見かけませんでしたね。
一通り見てまわった頃、昼食が軽過ぎたこともあって小腹が空いてきました。
そこで村の入り口近くの「Cafe Amigo」というカフェで軽食を取る事に。
バジルピザとミックスピザのドリンク付きセットを注文。
異国情緒あふれる景色の中での食事は、心に安堵感をおぼえるリラックスタイムでした。
食事を終えた頃には16時を過ぎていたのでそろそろ京都に向かって帰らなければ、明日は仕事があるし・・・
ここから京都までは約180km、時間にして2時間半なのであまりのんびりしてられません。
車に乗り込み帰路に着く事にしました。















まとめ
枝垂れ梅には振られてしまいましたが、梅、伊勢神宮と日本を感じるスポット、そして正反対の海外リゾート気分を味わえるスポット。
2つの異なった世界を1日で楽しんできました。
伊勢神宮に向かわれる際には伊勢神宮や日本書紀など神話に関することを予備知識として持っていかれることをおすすめします。
神宮参拝がさらに魅力的になるでしょう。
また志摩地中海村はぜひ一度宿泊で訪れたいと思わせるスポットでした。
1日でまわるのはハードなので、そこはご自身の年齢と体力に相談してください!
みなさんも一度行って見てくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう!
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