この度カロツーのスピーカーを以前から気になっていたソニックプラスに交換しました。
このクルマには新車購入時にディーラーオプションの「サウンドパッケージ ダブルツイーターシステムプラス」を装着していました。
大きな不満はなかったのですが何点か気になっていた点がありスピーカーの交換を思案し始めました。
そして今回以前から興味のあった「ソニックプラス」に交換しました。
交換後約1ヶ月経過しました。音の違いやオーディオ専門店ならではのメリットなどレビューしたいと思います。
最後まで目を通していただけると幸いです。
クリアで包み込まれるような広がりのあるサウンドに大満足です。
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大きなフロントツイーターが何かと目障りになってきて…
このフロントツイーターかなり大きいです。カタログでしか見ていなかったので実際納車されてクルマに乗り込んだ時あまりの存在感に驚いてしまいました。
想像外の大きさに違和感
ミニバンからの乗り換えでカローラツーリングというクルマ自体とても小さく感じていました。
フロントガラスもミニバンより小さい上に傾斜があり最初はかなり圧迫感がありましたが、さらにこのフロントツイーターの存在感が視界そのものを塞いでしまうかのように感じて違和感を覚えました。
納車後数日は絶えず視界に入ってしまい気になって仕方ありませんでした。
慣れてしまえば気にならなくなったのですが、その後さらに目障りに感じることが起きました。
それがスピーカー交換へと舵を切る大きな要因となりました。
新たな違和感が発生
納車後1年半ほど経った昨年の春頃から車載動画を撮り始めました。そして動画を編集していくうちにこのツイーターの映り込みが気になり始めました。
ダッシュボードやボンネットが映るような画角で画面下部にツイーターが映ることに関しては特に違和感はありませんでした。
しかしダッシュやボンネットなどが映らないようにカメラをやや上むきにセッティングした場合画面下部にツイーターがガラスに反射して映り込んでしまいました。
それが動画を見返すたび気になって仕方ありませんでした。
ソニックプラスとの出会い
このことが原因でスピーカー交換を少しずつ考え出した頃以前YouTubeで見たソニックプラスのスピーカーのことを思い出しました。
特殊な形状のスピーカーで外部への音漏れが抑えられていて、音質がとてもクリアであるといった内容の動画を数本見た記憶がありました。
とりあえずネットで調べてみるとカローラシリーズ専用の製品がラインナップされており、なんと自宅から車ですぐのところに「ソニックプラスセンター」という公式のショップがあることがわかりました
ソニックプラスセンターにあるカローラスポーツのデモカーで試聴体験
京都にあるその公式ショップには幸運にもカローラスポーツのデモカーがあり試聴できるとのことで早速ショップに赴きました。
カローラスポーツなら試聴に際してこれほど打って付けものはないでしょう。カロツーに取り付けたのと同じ環境で試聴できます。
ショップに到着して試聴したい旨を伝えると作業中にも関わらずすぐに準備していただき音量なども自由にしてよく納得するまで聞いていいとの言葉をいただき、あらゆる音量で音質をチェックして、さらに車外に出て音漏れの加減も確認させてもらいました。デモカーには3段階あるグレード(トップグレード、ハイグレード、スタンダード)の中で真ん中のグレードである「ハイグレード」のスピーカーが組み込まれていました。
音質はノイズのない綺麗な音質
様々なジャンルの曲が録音された’試聴用のUSBメモリーを装着してもらい自分がよく聞くJAZZやPOPS、ROCKを中心に音を上げたり下げたりして自由に試聴させていただきました。
車内にはノイズのないクリアな音楽が流れソニックプラスのサウンドがとても綺麗な音質であることがわかりました。
特にボーカルの聞こえ方が現在の自分のシステムから聞こえてくる音とは段違いに美しくこのスピーカーシステムの良さがはっきりとわかりました。
ただ音質が硬く感じられそこが好みに少し合わない気がしました。
カロスポでの試聴を終えると店内に設置されたトップグレード、ハイグレード、スタンダード、各グレードのシステムを聴き比べることができその場で聞いた「トップグレード」の音質に一瞬でやられてしまいどうしてもこのスピーカーが欲しくなってしまいました。
その音質は先ほどでもカーで聞いた硬めの音質とは違い自分の好みにドンピシャで周りから包み込むようなとても素敵な音質でした。
さすが「トップグレード」の音質だと感心しましたが、当然お値段も「トップグレード」なので3グレードの見積もりをいただいてその日は帰宅しました。
トップグレード、ハイグレードどちらを選ぶ?
気持ちはソニックプラスのスピーカー交換に傾いていましたが、予算の問題もありトップグレードとハイグレードどちらにするか大変迷いました。
トップグレードは贅沢かと思う気持ちが大半を占めるようになってきてハイグレードで十分だ、と言い聞かせるようにハイグレードの購入に心が固まってきました。そうして次の休みに注文しに行くことを決心しました。
再度試聴して気づいたこと
次の休みに商品を注文すべくソニックプラスセンターに車を走らせました。(すぐ近くですが…)
まず前回同様デモカーのカロスポから試聴、やはり音はクリアで聴きやすいのですがどうしても音質が硬く感じてしまいます。
そして聴き続けているうちに今付けている「サウンドパッケージ ダブルツイーターシステムプラス」も案外いい音を出していることに気付きました。
デモカーの音質が硬いと感じるのは今付けているサウンドパッケージに慣れているからだと理解しました。
ただソニックプラスの音を聞いてしまうと今まで気にならなかったノイズがこんなに大きかったのだということにも気付かされました。
自分のiPhoneに入っている曲を試聴
デモカーの再試聴を済ませた後、今回は店内にあるシステムに自分のiPhoneを繋がせてもらい自分がいつも聞いている曲を3グレード共に試聴させてもらいました。
やはり何度聞いても「トップグレード」の音が一番好みでした。
でもお財布事情を考え「ハイグレードでも十分いい音だし」と思いハイグレードにする決心をつけようとしましたが「それでは後悔するぞ!」という思いが頭をよぎりました。でも背に腹はかえられぬと思いハイグレードにするべくカウンターに向かい「お決まりですか?」の問いに口から出た言葉は意に反して「トップグレードにします!」という一言でした。
取り付けまでに約100時間のエイジング
注文が終わり商品の入荷予定と取り付け作業日の打ち合わせに入ったのですが、そこで初めての経験で驚いたことが一つありました。
それは商品入荷後ショップで約1週間、100時間程エイジングを掛けてから商品を取り付けるということ。
その時間を加味して作業日が決定されました。
これまでは量販店やディーラーで購入していたのでカーオーディオ専門店は今回が初めてです。
したがって他のカーオーディオ専門店を知りませんのでなんとも言えませんが、オーディオ専門のショップならどこでもされているようなことなのでしょうか?このようなことは初めてだったので驚きと感動がありました。
自分の中の常識ではエイジングは商品購入後から始まるものだと思っていました。
それをある程度事前にショップで行ってくれるということにソニックプラスセンターの「自社の商品をより良い状態で使ってもらいたい」という客に対する気持ちと強い思い入れを感じ取ることができとても感動しました。
取り付け作業日がやってきた
オーダーから約10日後取り付け作業日がやってきました。
通常は2〜3時間で取り付けできるみたいなのですが、私の場合は現状の「サウンドパッケージ ダブルツイーターシステムプラス」を取り外してもらう必要があったためもう少し時間がかかりましたが、朝10時の開店時に車を預けて夕方にはセッティングも終えた状態で引き渡しを受けました。
外した「サウンドパッケージ ダブルツイーターシステムプラス」も丁寧に梱包していただいていたので転売も簡単にできました。
音の調整も運転席に向けたセッティングでバッチリ決めていただき価格に見合った素敵な音質に大変感動しました。
*みんカラ 「SONIC DESIGN」のブログより転載(最後尾に「SONIC DESIGN」さんのHPリンク貼り付けてます)
取り付けた感想 最高に気に入った2つのポイント
ソニックプラスにして約1ヶ月音楽を聴くのが楽しくてたまらない毎日を過ごしていますが、私が最高に気に入ったポイントを2点説明していきます。(それがソニックプラスのセールスポイントなのですが)
その1 自分好みのサウンドが手に入った!
とにかく本当に「今までこういう音質で好きな音楽を聴きたかった」という願いが叶いました。
この点においてだけでも大満足です。
妥協せず「トップグレード」にして良かったと心から思いました。
中途半端に妥協していても簡単に買い替えなどできないので(下取りがあるとはおっしゃっていましたが…)
値は値だけの価値があると思いました。
その2 大音量で鳴らしても音漏れが抑えられていて安心!
私は毎日通勤で高速道路を利用しておりそれなりの時間を運転に費やしています。
その間特にテンポのいい曲を掛け気分を上げて会社に向かい、帰りは仕事が終わった達成感と帰宅後のプライベートの過ごし方を考えながら好きな曲でテンションを上げて車を走らせます。
その際かなり音量を上げて聴いています。
よく聴くのが若かった頃の音楽、洋邦問わず70年代後半から80年代の音楽です。最近の楽曲も聴かないことはないのですがメインはそちらの方になっています。
これらの曲を一般道に降りてからもそのまま聴いていると、たまに居る大音量を周囲に撒き散らしている迷惑な車になってしまうことが懸念されること、さらに古い曲を掛けているのがバレるのが「ちょっとだけ恥ずかしい」という気持ちがあること。
この2点が解消されることが私にとって大変大きなメリットとなっています。
そのおかげでこれらのことを気にすることなく音楽に没頭できるのです(安全運転には支障のないように心がけていますよ!)
自分好みのサウンドで好きな楽曲を遠慮なく鳴らすことのできる至高の空間を毎日楽しんでいます。
まとめ
今回一般的なスピーカー交換の動機とは違うところから交換に踏み切ったことになったのですが、視界はスッキリ、動画での映り込みもなくなり当初の目的は達成した上でこの上ないお気に入りのサウンドを手に入れることができました。
また今回初めてオーディオ専門店での購入となりました。
専門的ということで、オーディオの専門知識もなく最初は敷居が高く感じていたのですが実際訪れてみると気さくに相談に乗っていただきました。
そして音の知識よりいかに自分好みの音を再現するかが重要なのだと再確認できました。
そういった意味で「餅は餅屋」の言葉通り専門店で購入したことに大きな価値があったと強く感じます。
これでまたカロツーを長く大切に乗っていこうと気持ちを新たにすることができました。
ソニックプラスセンターが今回の作業について「みんカラ」「Facebook」にされましたので、「みんカラ」の私の車の作業に関する記事のリンクを貼り付けておきます。是非ご覧ください。
最後に今回紹介した「Sonic Design」のHPのリンクも貼り付けておきます。
興味のある方はご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう!
コメントお待ちしてます!